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投稿日:2021年05月18日/更新日:2023年10月24日

エコカーには4つのカテゴリーがある?エコカーって節約になるの?

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エコカーには4つのカテゴリーがある?エコカーって節約になるの?
「エコカー」という単語が世の中に広まってからかなりの時間が経ちました。
実際、エコカーが街を走っているのを見かけることも多くなりましたよね。
今回はそんなエコカーにフォーカスし、エコカーを使うことでどのような効果が生まれるのか、主に節約の観点から解説します!

エコカーとは

エコカーとは
そもそも、街に溢れる「エコカー」、どういうものなのか知っていますか?
実は、エコカーという言葉は和製英語なので、他の国では通じません。
日本では「エコカー」という言葉は、低燃費・低公害な車をまとめた呼び方として使われています。
つまり地球にやさしい車のことなのですが、そうなるとあまりにもたくさんの車がエコカーに含まれてしまいます。
そのため、エコカーをさらに分類するため、更なるカテゴリー分けがされているんです。
そのカテゴリーの中から主要な4種類のエコカーを、ご説明します。

エコカーの主な4つのカテゴリー

エコカーの主な4つのカテゴリー
ここでご紹介するのは

  • ハイブリッドカー
  • 燃料電池自動車
  • 電気自動車
  • 第3のエコカー

の4種類のエコカーです。
完全に電気で走るものもあればガソリンを使うものもあるので、自分にはどのタイプの車があっているのか見極めながら読んでみてください。

ハイブリッドカー

ハイブリットカー
まずはハイブリッドカー。
ご家庭や周囲の方でハイブリッドカーに乗っている方も多いのではないでしょうか。
ガソリンエンジンと電気モーターがどちらも搭載されており、二つを切り替えて走るタイプの車です。
ガソリンエンジンを使って走行している間にバッテリーへの充電が行われ、その電力でモーターを動かして走行します。
完全に電気で走るわけではないので、電気自動車よりも環境への負荷は大きくなってしまいますが、ガソリンスタンドで給油ができるので出先で困ることはありません。
トヨタのプリウスや日産のノートが代表的な車種です。

トヨタ プリウス 公式サイト

Nissan NOTE 公式サイト

燃料電池自動車

燃料電池自動車
続いては燃料電池を搭載した燃料電池自動車。
水素と酸素を化学反応させ、そのエネルギーを原動力にモーターを回します。
化学反応後に生まれるのは水のみなので、とっても環境に優しい自動車となっています。
車体価格は高めですが、自動車税が非常に安いので維持費をあまりかけずに済みます。
ただし水素ステーションで水素の充填をする必要があるため、ステーションの数が少ない現在では少し使いづらい存在です。
燃料電池自動車としては、トヨタのMIRAIが有名です。

トヨタ MIRAU 公式サイト

電気自動車

電気自動車
電気自動車は、電気の力でモーターを回して走ります。
水素ステーションと比較すると充電可能なスポットがたくさんあるので、近年徐々に普及してきています。
ガソリン車よりも燃料費が安く、また税金も一定額控除されるため、維持しやすいのが特徴です。
代表的な車種として、日産リーフが挙げられます。

Nissan LEAF 公式サイト

第3のエコカー

第3のエコカーとは、低燃費のガソリン車のことです。
エコカーなのにガソリンだけで動くと聞くと、本当にエコなの?と思われる方もいるかもしれません。
第3のエコカーは通常のガソリン車と比較して非常に燃費が良いので、同じ距離を走る場合でも消費するガソリンや排出する温室効果ガスを削減できます。
車両価格も安価なモデルがたくさんあるので、コストパフォーマンスに優れています。
代表的な車種には、ダイハツのミライースなどがあります。

DAIHATSU ミラ イース 公式サイト

エコカーって節約になるの?

エコカーって節約になるの?
それでは今乗っている車を、先ほどご紹介したようなエコカーに切り替えれば節約になるのでしょうか?
結論からいうと、その答えは「人による」です。
例えば燃料電池自動車の重量税は自動車の中で最安レベルですが、車両価格が800万円近くかかる上に、燃費はガソリン車とほぼ同じです。
地球環境には非常にやさしい自動車であるのは間違いありませんが、節約効果が大きいかと問われるとそうではないように思われます。
また、現在乗っている車からの買い替えの場合、若干燃費が良くなる程度であればそのまま今の車に乗り続けた方がお得ということも十分あり得ます。

エコカーで節約するなら、よく考えて!

エコカーで節約するなら、よく考えて
エコカーだからと言って、全ての人が節約できるわけではありません。
ハイブリッドカーの場合、エンジンとともにモーターも付いているので、ガソリン車よりも車両価格やメンテナンス費用は高くなります。
燃料電池自動車や電気自動車もメンテナンスに特殊な技術や部品が必要なので、故障した場合の修理費が高くつくことも。
ただ、こうした問題は今後エコカーがさらに普及すると解消されていくことでしょう。
ご自身のライフスタイルを見直し、今どの車を選ぶのがベストか検討してみてください。