わたしたちができること

投稿日:2021年04月23日/更新日:2023年10月24日

煮込み料理は”保温調理”で節約!

当サイトはPRが含まれています

 

煮込み料理は”保温調理”で節約!
みなさんは煮込み料理と聞くとどんなものを思い浮かべるでしょうか。
シチューでしょうか?それともお鍋でしょうか?
みなさんそれぞれ思い入れのある煮込み料理があると思いますが、そうした煮込み料理の調理法次第で節約ができると考えたことはありますか?
今回は、節約に効果テキメンな「保温調理」の技をお伝えします。
いつも通りのメニューを作る際にもポイントを押さえるだけで大幅な節約も狙えるので、是非この記事を参考に実践してみてください!

そもそも保温調理とは?


保温調理とは、その名の通り保温をすることで食材への加熱を行う調理法のことです。
まずは通常の料理と同様に加熱を行い、その後保温することで余熱で料理を温めます。
詳しい調理法は後ほどご紹介しますが、しっかりと熱が逃げないように工夫したり、専用の調理器具を使ったりする必要があります。
ただ、高度な技術は必要ないので、誰でも気軽に挑戦することができるんですよ。
煮込み料理を保温調理に切り替えることで得られるメリットもたくさんあります!

保温調理をするメリット


通常の調理と比較すると少し時間がかかってしまう保温調理ですが、あえてこの調理法をとることにはどのようなメリットがあるのでしょうか。保温調理をすることで得られる代表的なメリットを3つ、ご紹介します。

光熱費の節約になる

具材を20分ほど煮込む通常の調理と、5分煮込んだ後に30分保温する保温調理を比較すると、全工程の調理時間こそ長くなっていますが、保温調理の加熱時間は5分に収まっていることが分かります。
この場合同じ火力で加熱を行ったとすると、保温調理で使ったエネルギーは通常の調理で使ったエネルギーと比較すると単純計算で4分の1になります。
これが積み重なり、1ヶ月、1年ともなると光熱費に大きな差が出てくるんです。
普段料理をする人であればあるほど、節約効果は大きくなります。
また、使用エネルギーを抑えることができるので、地球環境の保全にも繋がります。

しっかりと火が通り、味がしみ込む

保温調理は最初の加熱時の熱を閉じ込めるため、煮込み続けなくともしっかりと加熱することができます。
そして、加熱し続けているわけではないので、肉や野菜のアクが出ることもありません。
試しに、いつもグツグツと煮込んで作っている料理を保温調理で作ってみてください。
素材のおいしさを生かしたままのやさしい味にきっと感動するはずです。

調理中に他のことができる

安全上、ガスコンロやIHヒーターを使って料理をしていると、加熱中に台所を離れることはできません。
その点、保温調理なら最初の加熱が終わればその後の調理では火を使わないため、そのまま放置しておくこともできます。
料理から目を離さないことがベストではありますが、掃除や洗濯など料理以外にもすべきことが多い方は、なかなかそうもいきませんよね。
保温調理でじっくりと調理を進めながら、時間を有効に使いましょう。
朝に最初の加熱をして出かけている間に保温調理をしておき、帰ってきたら料理が出来上がっている、なんてスマートなライフスタイルも実現可能です。

タオル1枚でエコクッキング!実際の調理法をご紹介します!


それでは、実際にはどのように調理をすれば良いのでしょうか。
専用の保温鍋もありますが、今回は手軽に家庭にあるもので試せる、「タオルを使った保温調理」の手順をご紹介します!
手順といってもとっても簡単ですので、今日の夕飯から実践できますよ。

手順①加熱をする

まずはいつも通りの加熱をします。
鍋に具材を入れ、火が通るまでグツグツと煮込んでください。
この段階では保温調理だからといって特別なことをする必要はありません。

手順②大きめのタオルで鍋を包む

料理全体に火が通ったタイミングで火を止め、そのまま料理を鍋ごと大きめのタオルで包みます。
割とどんな布でも保温調理をすることはできますが、バスタオルのような厚手で大きいものがベストです。
あとは、しばらく放置するだけです。
しばらくしてから蓋を開ければ、しっかりと味がしみ込んだ美味しい煮込み料理があなたを待っているはずです。

あんな料理やこんな料理まで!保温調理で節約しながら料理の幅を広げましょう!


煮込み料理は保温調理をすることで、ガスや電気などの光熱費を節約することができます。
また、完成した料理は保温調理ならではのやさしい味わいに仕上がります。
加えて、調理を進行しながら別のことができるというメリットもあります。
ここまでくれば、一石何鳥かわからないほどですね。
節約をしながらクオリティの高い料理を作ることができるいいことづくめの保温調理、是非試してみてください!
一度保温調理を覚えれば、日々の料理になくてはならない存在になるのではないでしょうか。