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投稿日:2021年03月29日/更新日:2023年10月24日

街で見かけるエコにはどんなものがある?

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街で見かけるエコにはどんなものがある
みなさんは日々、地球環境に配慮した暮らしをしていますでしょうか?
個人でできるエコな活動としてはリサイクルへの協力やごみの削減が挙げられます。
それでは、もう少し大きい規模で見てみましょう。
街は、さまざまな人や団体による「エコ」であふれています。
それらの実例を見ながら、地球環境の保護について今一度考えてみましょう。

世界中で叫ばれる地球環境保護の必要性

世界中で叫ばれる地球環境保護の必要性
2015年には国連サミットで「SDGs」が採択されました。
これは人類や地球がこれからも末永く持続していくために必要な目標を示したものですが、このSDGsの採択は各国の環境問題への取り組みを促進させました。
日本でもこれを踏まえて持続可能な社会を実現するための取り組みがさまざまな場所で行われています。

街で見かける「エコ」たち

街で見かける「エコ」たち
それでは、実際街で見かけるエコにはどのようなものがあるでしょうか?
また、それらのものはなぜエコなのでしょうか?
なんとなくエコだと思っているものにも、ひとつひとつ意味や理由があります。
ただ環境に配慮した製品をご紹介するだけでなく、それがどのようにエコにつながっているのか解説します。

実例①「LED照明」

LED照明
まずは家庭にも多く導入されているLED照明。
消費電力が少なく、寿命も長いのでエネルギーの消費量低減やごみの削減をすることができます。
また、今や家庭用の照明器具だけでなく、新幹線の照明や信号機にもLEDは使われています。
省エネなLEDの光は、私たちの未来を明るく照らしています。

実例②「ソーラーパネル」

ソーラーパネル
電力は二酸化炭素を発生させないエコなエネルギーですが、発電方法によっては二酸化炭素を発生させてしまいます。
例えば火力発電所では、天然ガスや石油を燃やすことでエネルギーをつくり、発電をしています。
その際に発生する二酸化炭素はかなりの量になるので、世界的に問題視されています。
そうした課題をクリアした上でエネルギーを得るためには、太陽光や風力という自然のエネルギーを使うという方法があります。
ソーラーパネルを使うことで太陽光を使った発電ができるので、クリーンなエネルギーを作り出すことができます。

実例③「レジ袋の有料化」

2020年7月から小売店でのレジ袋有料化が義務化されました。
「お金がかかるなら」とマイバッグを持参するようになった方も多いのではないでしょうか?
レジ袋として用いられるビニール袋は原料として、また作る際にも化石燃料を使用します。
捨てられたビニール袋が海を漂流し続ける海洋プラスチック問題も、世界のあちこちで発生しています。
レジ袋を有料化した背景にはこうした問題の解消に向けて踏み出すという目的があったのです。

実例④「紙ストロー」

紙ストロー
海洋プラスチック問題解消のための取り組みはレジ袋の有料化だけではありません。
今ではカフェやレストランで紙ストローを見かけるようになりましたね。
紙でできたストローは地球を漂い続けるということはないので、海洋プラスチック問題を解決するための有効な手立てだと考えられています。
鼻にストローが刺さってしまったウミガメをもう見ないようにするためにも、紙ストローの普及が求められます。

実例⑤「リサイクルベンチ」

駅や公園に設置されているベンチ。
普段何気なく座っていますが、実はこれがリサイクルされたものかもしれないと意識したことはありますか?
使用済みのきっぷや古紙、ペットボトル等を再生したベンチは意外と多いものです。
こうしたリサイクルは新たな製品を作る際に必要な原料やエネルギーを削減したり、ごみ処理時に発生する二酸化炭素を抑えることができたりすることにつながります。
ベンチの隅にリサイクル品であることを書いているものもあるので、次に座るベンチはどんなものでできているか、意識してみてくださいね。

いかがでしたでしょうか?
「なんとなくエコだろう」という意識でも地球への配慮はすることはできます。
しかし、なぜその行動や製品がエコなのかを理解したうえで環境問題に向き合えば、行動のひとつひとつに意味が生まれます。
ぜひ疑問に思ったことは積極的に調べてみてくださいね。

みんなで協力して地球にやさしく

みんなで協力して地球にやさしく
街にはたくさんの「エコ」があるということを理解していただけたでしょうか?
さまざまな企業が持っている技術や資源を駆使し、たくさんのエコ製品を開発しています。
いま、再生可能エネルギーの利用やSDGsで設定された目標の達成、カーボンニュートラルな社会の形成など、世界的に求められていることはたくさんあります。
街で見かけるエコな取り組みや製品を目にしたら、そこにはどのような意味が込められているのか、立ち止まって考えてみませんか?
きっとあなたの生活や価値観を見直すきっかけになるはずです。