私たちにもできるSDGs貢献

不用品を有効活用して節約を「おばあちゃんの知恵袋」

不用品を有効活用して節約
破れてしまったストッキングやコーヒーのかす、あなたはどうしていますか?
今回はこれらの不用品を再利用してエコに暮らす「おばあちゃんの知恵」の数々をご紹介します。
なんとなく再利用できそうだけど、めんどくさくてそのまま捨てていたという方も必見です。

ゴミだと思うか、資源だと思うか

ゴミだと思うか、資源だと思うか
まず、大前提としてお伝えしたいのは、「ゴミだと思ったものはゴミにしかならない」ということです。
実は、身の回りで本当にどうにも活用することができないものは、案外少ないのです。
一度役目を終えたモノも、再利用することで生まれ変わります。

節約や地球環境に貢献

不用品を活用するとどのような良いことがあるのでしょうか。
最大のメリットとしては節約と地球環境への効果が挙げられます。

不用品活用の実例をご紹介!

不用品活用の実例をご紹介
不用品を活用するというアイデアは古くからたくさん生み出されてきました。
特に苦しい時代を生き抜いたおばあちゃんの知恵には学ぶべき部分が多くあります。
実際に古くから受け継がれてきた定番の不用品活用術を「おばあちゃんの知恵」としてご紹介します。

おばあちゃんの知恵①「ストッキングで靴磨き」

おばあちゃんの知恵①「ストッキングで靴磨き」
断線してしまったストッキング、そのまま捨てていませんか?
実は、ストッキングは靴を磨くのに最適なグッズになるんです。
目の細かいストッキングの繊維は革靴の光沢を出すために最適なので、ぜひ履けなくなったストッキングは靴磨きに活用しましょう。
靴用ワックスを塗った後、丁寧に磨いていくと次第に光沢が出てきます。

ストッキング活用のワンポイントアドバイス

ストッキングをそのまま靴磨きに活用しても良いのですが、ひと手間かけるだけで格段に使いやすくなります。
まずは使えなくなってしまったストッキングを一直線に広げ、足先から30センチほどのところでカットします。
そして足先部分に残りのストッキングを丸めて入れ、口を縛ります。
これで使いやすい靴磨きの完成です。

おばあちゃんの知恵②「食品用乾燥剤でカビ予防」

おばあちゃんの知恵②「食品用乾燥剤でカビ予防」
続いては食品用の乾燥剤の活用アイデアです。
お菓子や乾麺など、乾燥が必要な場所に入っている乾燥剤。
現在主流なのは「シリカゲル」という乾燥剤です。乾燥剤の袋でこの名前を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
こうした乾燥剤は食品の乾燥にしか使えないわけでありません。
そのままカビを防止したい場所に置くだけで、湿気を吸収してくれるんです!

乾燥剤の置き場所の実例

実際にはどのような場所で効果を発揮してくれるのでしょうか。
設置場所の例をまとめてみました。

  • 靴箱の中
  • カメラレンズの保管庫
  • 調味料ケースの中

この他にもたくさんの活用場所があるので、ぜひご自身で可能性を探ってみてくださいね。

乾燥剤の復活方法

湿気を完全に吸い取ってしまった乾燥剤は、加熱することで再び使えるようになります。
フライパンや乾燥機にかける方法もありますが一番のおすすめは、太陽光での乾燥。
エコかつ安全に乾燥剤を復活させることができます。

おばあちゃんの知恵③「コーヒーかすの再利用」


コーヒーを淹れると、コーヒーかすが出ますよね。
そのまま捨ててしまうとただのごみになってしまいますが、コーヒーかすの活用法はたくさんあるんです!
ここでいくつか活用法をご紹介するので、ぜひ出たコーヒーかすはこれを参考にして活用してみてください、

消臭剤として活用

コーヒーのかすは高い消臭効果をもっているので、袋に詰めて消臭剤として利用することができます。
作り方は簡単。太陽光でしっかりと乾燥させたあと、麻袋に入れるだけで消臭剤の完成です。
靴箱や冷蔵庫の中など、ニオイが気になる場所に置いておきましょう。
コーヒーのにおいもほんのり残るので、靴箱の扉を開けるたびにコーヒーの落ち着くにおいを楽しむこともできます。

虫よけとして利用

実は、虫たちはコーヒーのにおいが苦手です。
ですので、コーヒーかすを容器に入れて置いておくだけで防虫効果が得られます。
また、よく乾燥させたコーヒーかすに火をつけて煙をたくと、蚊取り線香の代わりになります。
驚くことに本当に蚊がいなくなるので、一度お試しあれ。

肥料として利用

コーヒーかすは土に混ぜることで肥料にもなります。
土の通気性を向上させたり、微生物の住みかになることで土をより豊かにします。
コーヒーかすを日光で良く乾かし、植物を育て始める際に土に混ぜて使ってみてください。

知恵を生かして地球にやさしく

知恵を生かして地球にやさしく
いかがでしたでしょうか?
一見ごみだと思えるようなものも、アイデア次第で生まれ変わらせることができます。
こうして不用品を再び使うことで節約になるだけでなく、ごみを減らすことができるので、地球環境保全にも貢献することができます。
おばあちゃんの知恵を活用して、お財布や地球にやさしい生活を送ってみませんか?