わたしたちができること

投稿日:2020年12月28日/更新日:2023年10月24日

地球に、お財布にやさしい!マイ○○○のススメ

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my〇〇〇のススメ
寒い朝に自動販売機で温かいお茶を買う。
割りばしを割り、美味しい料理を味わう。
スーパーでもらったレジ袋を下げて家路につく。
何気ない行動の数々ですが、こうした行動の中で実はあなたが地球上の生き物を苦しめているかもしれないと考えたことはありますか?

持続可能な社会実現の必要性が叫ばれて久しいですが、今一度立ち止まって自分に何ができるのか考えてみましょう。
今回は第一歩として手軽に持つことができる、「マイ○○○」を持ち歩くことのメリットをご紹介します。
地球環境を守ることができる上に、長い目で見るとお財布の負担も抑えることができるので一石二鳥ですよ。
そして様々な機能やデザインの製品が売られているので、きっと気に入る一品があるはずです。

プラスチックごみと地球環境

プラスチックごみと地球環境

世界で出るプラスチックごみの量は年間3億トン!

世界で出るプラスチックごみの量
3億トンのプラスチックごみ。あなたはこれがどれくらいの量なのか想像することができますか?
東京ドーム800万個分というと少しイメージしやすくなるでしょうか。
ではこれではどうでしょう。ペットボトル93兆7500億個分。途方もない数ですね。

そのうち資源としてリサイクルされ、新たな製品に生まれ変わっているものもありますが、その一方で地球上を漂ってしまっているプラスチックごみも大量にあります。

プラスチック製品は軽くて丈夫であることが評価され、世界中で使われるようになりましたが、自然界ではその丈夫さがかえって仇となってしまうのです。
自然界でなかなか分解されないプラスチックは地上や海洋を漂い、そこを住処にする生き物たちを苦しめています。
鼻にストローが刺さってしまったウミガメや、大量のプラスチックごみを飲み込んでしまったクジラの写真を見たことがある人も多いでしょう。
こうした悲劇がこれ以上起こらないよう、私たちはプラスチックごみを大幅に減らさなければならないのです。

持ち歩けばお財布にも優しい!持ち歩きグッズの数々

持ち歩きグッズの数々

マイバッグ

マイバッグ
まずはマイバッグ。エコバッグとも呼ばれる買い物袋です。
プラスチック製レジ袋が有料化されてから、マイバッグを持ち歩くようになったという人も多いのではないでしょうか。
買い物かごにかぶせるタイプやリュックタイプなど、様々な商品が売られています。
プラスチック製のレジ袋を使わないようになれば、少し節約をすることができます。

マイボトル

マイボトル
水筒型とタンブラー型の2種類が主流となっているマイボトル。
マイバッグ同様豊富なラインナップがあるので、持ち運び方や飲みやすさ、デザインが自分好みのものを選ぶことができます。
マイボトルを持参することで割引を受けることができるカフェもあるので、お財布にもやさしいです。

マイ箸

マイ箸

マイバッグやマイボトルに比べてまだまだ浸透していないところではありますが、自分専用の箸を持ち歩くことで消費する割り箸を削減することができます。
堅さや長さ、デザイン等好みのもので食事を味わうことができるという点もメリットです。
近年では、自分の箸を使うことで衛生的な安全性を確保することができる点にも注目が集まっています。

大切なのは継続すること

大切なのは継続すること
マイバッグやマイボトルなど、使い捨てをやめて自分のものを使う際に最も大切なのは使い続けることです。
先ほど紹介した商品を使うことによって、確かにプラスチック製品の氾濫を抑えることはできますが、もちろんこうした商品を作るのにも資源やエネルギーを消費しています。
また、一つ一つのものの価格は使い捨て製品よりも高価であることがほとんどです。
繰り返し、何度も何度も使うことによって地球にも、お財布にも優しくなります。
マイ○○〇を使う際にはそうした地道な継続の精神が必要不可欠なのです。

どうしても使い捨てのものを使わざるを得ない時は…?

どうしても使い捨てのものを使わざるを得ない時は?

生分解性プラスチックという選択肢

生分解性プラスチック
使い捨ての製品を使わず、マイボトルやマイバッグ等自分で持ち寄ることができるものを持ち歩くことが大切だということは、きっとお分かりいただけたと思います。
しかし、どうしても使い捨てのものを使わざるを得ないという場面もあるでしょう。
例えば、ごみ袋やウェットティッシュなどは、繰り返し使えるものでは代用することができません。
そんな時は、「生分解性プラスチック」製品を使うようにしましょう。
生分解性プラスチックとは、自然界の微生物によって分解されやすい素材から作られるプラスチックで、最終的には土に還ります。

それでも分別は大事!

分別は大事
たしかに生分解性プラスチックは自然界で分解されるという性質を持っていますが、だからといって製品を分別せずに廃棄してはいけません。
生分解性プラスチックはコンポスト化装置という専用の処理装置に入れることで、より早く分解させることができるのです。
少しでも早く分解させることで、自然界への影響を最小限にとどめましょう。山や海に投棄するのは厳禁です。

本当に必要な「使い捨て」なのか見極めましょう

本当に必要な「使い捨て」なのか見極めましょう
使い捨ての容器や袋は便利で手軽なためついつい利用してしまいがちですが、皆がそうした誘惑を断ち切ってマイ○○○を持ち歩けば、地球の環境を守ることができます。
SDGsの目標12に「つくる責任 つかう責任」がありますが、どんな製品であってもいずれかの責任を負っているという自覚を持ち、持続可能な社会に向けた生活を営んでいかなければなりません。